映画◇ 『アンタッチャブル』と『L.A.ギャングストーリー』
『アンタッチャブル』(84) ★★★★
舞台は 1930年代、禁酒法時代のシカゴ。
財務省捜査官エリオット・ネスのチームが、暗黒街の帝王アル・カポネの摘発に挑む。
ケビン・コスナー、若い。(32才ぐらい) アンディ・ガルシア、若い。(31才ぐらい)
ギャング アル・カポネに扮するのは、ロバート・デ・ニーロ。
頭の毛を抜き 顔は丸っこくして、それっぽく演じている。
(次の映画の役のことがあったため それでも控えめらしい)
映画全体の印象は、大衆向けというか 味わい深さみたいのは薄くて、
けっこうガチャガチャしているかんじ。ただ それでも、
わかりやすく120分にまとめたブライアン・デ・パルマ監督の手腕は素晴らしいのでは?
エンニオ・モリコーネの音楽も、とてもわかりやすく感情を表現している。
(この3年後に あの有名な「ニュー・シネマ・パラダイス」の音楽を世に送り出している)
駅の階段での銃撃戦のシーンが印象的。
アワードは アカデミー賞助演男優賞を獲っている。(ショーン・コネリー)
衣装担当はアルマーニ、さすがおしゃれ。自分も一着仕立ててもらいたい^^
星はちょっと厳しく4つにしたけど、4.25ぐらい。PG12
(1712GDR吹替)
『L.A.ギャングストーリー』(12) ★★★★
舞台は 1940年代末のロサンゼルス。
市警巡査部長ジョン・オマラらで秘密チームを結成、
ギャングのボス ミッキー・コーエンに挑む。
警察・政治家・判事までが買収される腐った世の中に現れた正義の味方…
ってところは、「アンタッチャブル」と同じ。史実だし、
どちらも スーパーマンでもない普通の人間達が主人公なのがかっこいいよ。
映画全体の印象は、「アンタッチャブル」に比べると
殴る蹴るの暴力描写が最後まで多め… 脚色が強いなのかなぁ。
ミッキー・コーエンを演じるのは ショーン・ペン。
本物に似せたんだかわからないけど なんだか顔がボコボコしてて不気味。特殊メイク?
頻繁に画面に現れては、悪人ぶりが強調されてる。実際も極悪非道だったんかね。
(「アンタッチャブル」のカポネは奥に潜んでいるかんじ)
ちなみに、コーエンとアル・カポネには接点があって、
コーエンは カポネの弟と仕事をしたこともあるそうだ。
ジョシュ・ブローリン渋いねぇ。ライアン・ゴズリング甘いマスクすぎ。
まぁ、この対比が良いのかもしれないけどー。R15+
(1804GDR吹替)
P.S.
今月は、「グラントリノ」(C・イーストウッド)と「フォレストガンプ」(トム・ハンクス)を再見。
いい映画は何度見てもいいねぇ。
オールバックにして出直してきます。おーっほほほ。
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