トヨタ 86 GR (6MT・ZN6)(5/31)

GR3台試乗、2台目は「86」。

86は、2012年4月に発売された トヨタとしてはひさびさのスポーツカー。しかもFR。
スバルとの共同開発車両であり、兄弟車にスバル・BRZ(ZC6型)がある。
エンジンは、スバルの2L水平対向に トヨタ直噴システムD-4Sを加えたものを搭載。
車両製造は、スバルの群馬県太田市の工場(「GRMN」仕様を除く)。この「GR」も群馬?

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今回乗った86は、ハリアー・アクアのGR SPORTと違い、「GR」。
86にもGR SPORTはあるのだが、SPORTの名が取れた「GR」は
高級・高性能パーツを惜しみなく採り入れた仕様。(車両価格にもそのまま反映されてる)
予備知識がなかったもんで、GR=メンバーブレース何本か追加した程度だと思ってて…
レカロシート見て(え?)と思ったけど、あとで調べたらレカロ追加どころじゃなかった^^;

※現在、「GR」の名を冠した車種は、この86とヴィッツのみの設定。あと、新型スープラ。

主要諸元:4290×1790×1285/1320mm ホイールベース2570mm 最小回転半径5.4m
最低地上高120mm 車重1240kg FR
エンジン:2L 水平対向DOHC 直噴D-4Sエンジン FA20型 (ハイオク仕様)

・車両価格・
4,968,000円(GR・6MT)※今回試乗
3,846,960円(GR SPORT・6AT)
3,780,000円(GR SPORT・6MT)


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「GR」とベース車両とで大きく違うのが、リアバンパー下部の配置構成

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ベース車では、センターに 逆三角形のリアフォグを挟む形でバックランプが配置。
馴染みの見た目かと。GR SPORTでもここは変わらない。

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「GR」では、センターには一本出しのマフラー。
ベース車で左右二本出しマフラーが出るあたりの位置に、大きな丸型バックランプ。
この装備が ベース車両やGR SPORTとのわかりやすい判別点になっている。
また、GR SPORTが前後215/45R17タイヤ(ベース車もかな?)なのに対して、
「GR」はリアに235/45R17という太くて大きなタイヤを履くためかな
フェンダーアーチにエクステンション(白いモール)が追加。
ホイールはベース車標準の物と似ているが、専用のRAYS製鍛造アルミとなっている。
「GR」には その他にも、ブレーキの強化(キャリパーのロゴはブレンボ→GRに)・
トルセンLSD・SACHS製ショックの専用チューン(10mmローダウン)などが加わる。
(リアビューを撮らなかったので、公式サイトから拝借)

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6速MTのシフトゲート、リバースは左上(1速の横)。
バックギアに入れる時は、80系スープラのように ノブ下のリングを引っ張って操作する。
下に押し込んで入れるタイプのように間違える心配なし。

最近のトヨタ車試乗では純正9インチナビが付いたクルマばかり乗っていたので、
2DINワイドサイズの純正7インチナビ(NSZT-W66T)がとても小さく感じる。
HD画質+IPS液晶(?)の9インチに比べると 鮮明さや視野角(TN液晶?)で劣り、
約15万もする高級ナビなのに 相対的に安っぽく見えてしまった。
うちのクラちゃんで使ってる最廉価NSCD-W66が出る幕ないねこりゃ^^;

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メーター
照明OFF状態

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照明ON状態
左側のアナログスピードメーターの指針、こんな角度初めて見たー。
普通のメーターの0km/hの位置→100km/hだもの^^;
サーキット走行用を連想させますな。
タコメーター内にデジタルスピードメーターが別にあるから、
これだけ思い切ったことができたんだろうね。

ホワイトメーターは、アフターパーツで在る車種ならば
わざわざそれに換えたくなるぐらい自分は好きだけど、
外光が入る状況(薄暗い時など)で照明を点灯させると
数字が文字盤の色と同化してしまって視認性が良くないのが難点。
その点は、同じホワイト系でも、文字盤全面が透過するタイプ
(160系アリストやプロナードのオプティトロンメーター・
120系カローラ/スパシオのシルエットメーターなど)のほうがずっと良い。
イメージ 12

イメージ 3
アリストJZS160のオプティトロンメーター(2009.6)

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「GR」専用装備のアルカンターラ表皮レカロシート
リクライニングはダイヤル式で、一発で倒せるレバーもある(シートバックの穴の部分)
サイドサポートの脇にある箱みたいな物はエアバッグ

後席(2席)は 写真だとそこそこ座れそうに見えるけど、非常用と思ったほうがよさそう。


<インプレ>
まず、6速MTのシフトノブを動かしてゲートを確認すると、
ショートストローク かつ コクッコクッと節度感があって 思わずニンマリ。
MT車において、シフトフィールの良し悪しは重要なポイントなのだ。
レカロシートに腰を下ろし、ステアリングのチルトを調整。
「ガコッガコッ」 あれ?これ以上は上にいかないのか…
最近試乗しただいたいの車種は、チルト最上部がジャストなポイント。
しかし、この86は あと数センチは上にしたいかんじ。
(過去でいうと、120系カローラフィールダーがそんなかんじだったな)
レカロシートの座面が高いなのか、自分の座高が高いのか…
まぁ調整できないものは仕方ない。そのままスタート♪

フロントフェンダーの峰が見えるから、車両感覚は掴みやすいね。
イメージ 10
クラッチミートがけっこう繊細(MT車に乗るといつもこれ言ってる気がする)なんだよな、
86って。まぁうまく操作できない(下手とも言う)ものは仕方ない。公道へGO♪
ズゴォォォ~!
このマフラー、ええ音しますなぁ。。
メーカー系のコンプリートカーにしてはかなり音量も大きくて、違うのが明確にわかるよ。
いわゆるボクサーサウンドではなく、普通の4気筒なかんじではあるけど、
ついつい回したくなる心地良い音色だわ。室内に音がこもらないのがいいね。

マフラーの音が大きめだったからか、ボクサーエンジンの音(86では
元々そんなにしない)は聴き取れなかった。ボクサーなこと忘れて運転してた。
あとから考えると、ある程度引っ張っても苦しげじゃないのはボクサーらしかったかも。

回した時(ベタ踏みではない)の加速感は、
2L NAにしては少し力強いかなという程度で、ほどよいかんじ。
下から上まで一定したパワー感で加速していく。
高回転域でグワッとパワーが出てくるようなかんじではなかったな。
ピーキーな特性でないのならば、
6AT(GR SPORTやベース車両には設定あり)でも楽しめるかもね。
過去のトヨタのスポーツ系4気筒エンジン…
4A-GE(1.6L)・3S-GE(2L)・2ZZ-GE(1.8L)あたりは、高回転型というのか
ATだと 低速のピックアップがいまひとつで 持て余し気味でもったいない気がしたんだ。

乗り心地は、不快な突き上げなどは全然感じなかったな。
シートも、レカロに座っていることは意識させられなかったから
自分の身体には馴染んでいたんだと思う。

シフトレバーのリングが似てたからというわけではないけど、
(80系スープラのようなFRスポーツが久々にトヨタに帰ってきたんだなぁ)と感じたよ。
スープラは、大人しいグレード…3L NA(2JZ-GEエンジン)のSZグレードのATでも
同型エンジンを積むセダンたちとは違う スポーツカーならではの高揚感があった。
手元にあるサイドブレーキレバーを上げ下げする儀式。(一昔前は当たり前だったけど)
調律された美しい音を奏でるエンジン・エキゾースト。
トランスミッションから時折聴こえてくるメカニカルな音。

86は、当時のスープラとは クラスもパワーも違うけど、
小粒であっても その気にさせてくれる部分に共通点はある。 

86の名の由来は AE86(カローラレビン/スプリンタートレノ)。
その後FF化されたレビン・トレノ、さらにはひとまわり大きなFFセリカ。
今回の86は、それらよりもゆったりとした気分で乗れた。
思っていたより大人というか落ち着いていて、
この「GR」においても扱いやすく、日常使いにも十分いけるかんじだったよ。
(Fリップスポイラー擦るのだけは注意しないとだね^^; )

ホンダのエンジニアがS660に対して言っていた「素うどん」という表現は、
S660よりも この86(のベース車両)のほうに当てはまっていると感じたけど どうだろう?


P.S.
友人との複数人乗車だったもんで 店の女性には後席に座ってもらったんだけど、
乗り降りの際にタイトなスカートからチラリと見える美脚が86より気になっちゃった…(笑)

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「GR Garage 東京三鷹」
ここって、前は トヨタ系のVW車販売店(VW東京三鷹)だったんだよね。
かつてDuo店としてVW車を販売していたトヨタも 完全に契約を終えちゃったのかな。
世田谷の店も ネッツ店に変わったようだし。


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