ホンダ フィット ハイブリッド・L (7DCT・GP5)(7/28)

今秋の新型登場が噂される「フィット」。
初代・2代目には乗ったことがあるが、3代目はまだ。
なくならないうちに試乗させてもらった。

3代目フィットは、ハイブリッド仕様・ガソリン仕様ともに、2013年9月発売。
2017年6月にマイナーチェンジを受けている。

初代からのイメージが継承されている外観
横から眺めた時の 後ろ半分の丸っこさ&プレスラインは好みの造形。
岩みたいなおにぎりみたいな塊感。
イメージ 1
Fit HYBRID L HondaSENSING (1.5直4+モーター 7DCT FF)
2,079,000円
全長3990×全幅1695×全高1525mm WB:2530mm 1150kg 最小回転半径:4.9m
185/60R15 84Hタイヤ&スチールホイール+フルキャップ(アルミホイールはオプション)

ホンダのデザインは、ディテール含め玉石混交の感はあるけど、
(タレントを使わない)外国人が外国を走ってるCMが似合う
他社には出せないような洒落た雰囲気を 昔から持っている。
(最近は グローバル化によって各社ともその傾向が出てきてはいるけど)

イメージ 2
メーカーオプションのプレミアムブラウンインテリア仕様
黒一色の内装が多い中では、とても魅力的に映る。本革ステアリングホイールも専用色。

造形や配置がカッチリまとまっているコックピット。
全面タッチ式のエアコン操作は そこまでしてフラットパネルにこだわる理由がわからん。
特に、温度調整・風量は静電容量タッチだとやりにくいと思うなぁ。
走行中に前方も見つつ押すんだから スマホと違うんだよ。

シフトレバーは、プリウスなどが採用する操作ロジックのタイプ。 
どのポジションに入れても、中立に戻る。
(ガソリン仕様はストレート式シフト)
パーキングブレーキが 足踏み式ではなくセンターコンソール部のサイドブレーキなのは、
ガソリン仕様にMT車が設定されていることが関係しているのかもしれない。

イメージ 3
ブラックホールのような奥行き感が演出されたスピードメーター(写真だとわかりにくい)

・運転してみて・
今回、「N-BOX」に始まって「ステップワゴン」「フリード」「フィット」「ヴェゼル」と乗って
みたが 一様にフットワークと乗り心地が良かった。(ヴェゼルだけは少しツンツン)
そして、いまのホンダ車の走りの良さの原点は このフィットにある気がした。
素の状態というか ベンチマーク的存在というか。
小型軽量低重心なぶん、美点を体感しやすい。

初代・2代目の持つ走りの良さはそのままに、懐の深さ(余裕・質感)を加味したかんじ。
1.5L+モーターの加速は十分に力強い。
7速DCTは ショックなくリズムを刻んで変速し、
操っている感がCVTよりもあって気持ち良い。
これの前に試乗した「フリード」も同じパワーユニット&トランスミッションだったが、
加速・変速どちらも より強く明確にそのフィーリングを体感できた。
電動パワステは、しっかりとした手応えだった。
好みや使うシーンにもよるから一概には言えないけど、
動的質感の高さ(乗ってみないとわからない部分)は
他社ライバルと比較して 初代から続くアドバンテージだと思う。
トヨタから 初代イストが出てきた時、かための脚を持っていたことから、
初代フィットをターゲットにした派生車種だと勝手に感じたのを思い出した。
ヴィッツにもRSというスポーツグレードがあるけど、
フィットはグレードにかかわらずスポーティさがあるよ。

シェフラーDCTに多発したリコールのせいもあるのか、今後のホンダ車は
新しい2モーターシステムとCVTの組み合わせになっていくようで、
この感覚を味わえなくなるのはさびしい気もする。
(リコールに頭を悩まされたオーナーにとっては 違う気持ちだろうけど…)
Lに入れた時のエンジンブレーキは反応するまでにかなり時間かかった、なんでだろ。

・居住性・
フィットの 初代からのもうひとつのアドバンテージが、ここ。
後席の広さは、優れたパッケージングによる賜物。

・その他・
・フィットだけじゃなくホンダ車全般だけど、緑色のECONスイッチは
大きさも配置される場所も 押しやすくて良いと思う。
・これもホンダ車全般だけど、ほわぁんほわぁんみたいなバックブザー音 独特で面白い。
・これもホンダ車全般だけど、ステアリングのチルト&テレスコのレバーは、
奥(スカットル)方向から手前に引き上げてロック解除→押し下げてロック。
手前(ステアリング)方向から押し下げてロック解除→引き上げてロックのやり方に
慣れているもんだから、支点とパターンが真逆でやりにくかった。
安全性で考えると、ホンダ方式のほうが理にかなっているかもしれない。

<フィットのライバル車>
初代・2代目・3代目と毎回 ライバルであるトヨタ ヴィッツの後発で登場しているが、
後発なのを差し引いて考えても、走りの質感と 居住性(後席の広さ)では
アクアや日産ノートを含めても、フィットの牙城(何の牙城?)は崩せてないかんじ。
先日乗った「ヴィッツ」「アクア」(いずれもハイブリッド)と諸元を比較。
Fit:全長3990×全幅1695×全高1525mm WB:2530mm 1150kg 最小回転半径:4.9m
Vitz:全長3945×全幅1695×全高1500mm WB:2510mm 1100kg 最小回転半径:4.7m
AQUA:全長4070×全幅1695×全高1455mm WB:2550mm 1100kg 最小回転半径:4.8m
ディメンションは3車とも非常に近い。(価格はヴィッツはいくらか安いかも)
近いサイズなのに、凝縮感があったり 空気感があったり、それぞれなのは不思議。
シャンプーに例えると、
フィット→しっとりタイプ 日産ノート→さっぱりタイプ
ヴィッツ→敏感肌用タイプ アクア→敏感肌用増量タイプ (敏感肌用→○○が少ない)
しょせん嗜好に偏る素人の戯言なので、乗り降りなり 荷物の積み下ろしなり
各人が各人のシーンで 道具として使い勝手が気に入ればその車種が最良。


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