auPAY不正利用未遂 (旧auWALLETカード) (7/13)

au PAYで不正利用されかけた。


aupay20200713_0.png


チャージ残高0円だったので未遂に終わったが、

もし入れていたら 17,600円やられていた。

利用できた場合は通知メールは来なかったような…

もしそうなら、しばらくの間気づかなかったかも。


7月13日13時

auPAYの利用通知…じゃなかった、利用できない通知メールが来た

【au PAY】残高不足のお知らせ」という見慣れないメールタイトルだった。

aupay20200713_2.png

※管理番号=カード裏面に小さく印字されている番号 (通知メールでは下4桁のみ表示)

ここが所有カードと一致していれば 不正利用の疑いあり。

一致していなければ フィッシング詐欺メールの疑いあり。


auPAYプリペイドカードは、うまみが少ないので もう長い間チャージも利用もしていない。

スマホ版のauPAYアプリは、利用も初期設定もしていない。嫌いなのよ、スマホ決済は。

(ポイント付与/利用の都合で いくつかのスマホ決済を仕方なく使ってはいる


残高ゼロとわかっているカードで 万単位の買い物をするわけがない。

たとえ残高不足で使ったとしても、実店舗なら 支払いができないから現場でわかるし、

通販でも 利用したサイトから承認がおりなかった旨の連絡が TELかメールで来るはず。

auPAY自体から通知メールが単独で来る時点でおかしいと思った。


不正利用の疑い というか、ほぼ間違いない。

スマートウォッチ経由で 受信と同時に通知を見て 早めに気付けた。

すぐにauPAYのサイトにログインして、保有ポイントの増減など

他におかしいことがないかをチェックしたが 乗っ取られた様子はなかった。ここまで約20分。

不正利用の疑いを報告するため メール内に記載されている問い合わせ窓口にTEL。

実被害はないので 急ぐ必要はなかったが、

泥棒失敗野郎にどこまで情報を把握されているかわからないので、早いに越したことはない。


女性オペレーターが電話に出て、事情を話したら 担当の男性に代わった。

同様の報告が多数寄せられているのか、既に事態を知っているような様子だった。


報告ついでに利用一時停止処理(アプリからでも可能)を依頼した。


夕方になって、今度は「【au PAY】一時停止中のお知らせ」というメールが届いた。

(あぁ さっき頼んだ一時利用停止が済んだっていう報告ね)と思ったら、そうじゃなかった。


2回目の攻撃

7月13日16寺

aupay20200713_3.png

一度ダメだったのにまたやるってことは、機械操作の総当たりアタックなのかもね。


深夜になって、また【au PAY】一時停止中のお知らせ」が来た。

3回目の攻撃

7月13日23時

aupay20200713_4.png

もう勝手にやってろってかんじ。



CIMG2708_1.jpg

auPAYは、クレジットカードではないが、

16ケタのカード番号と 3ケタのセキュリティコード が記載されており

クレカと見た目も使い方もほぼ同じ。※利用できない店舗もある

変更前の名称「auWALLET」の方が 自分には馴染みがある。


CIMG2709_1.jpg

カードに記載されている0120977964「auWALLETプリペイドカードお問い合わせ窓口」は、

不正利用の報告でTELした auPAYお問い合わせ窓口と同じ番号。

au WALLET → au PAY へ

au WOWMA! → auPAYマーケット へ 名称変更(たぶん)



<Raccoの被害歴> ※いずれも実害は無し

その1:楽天市場で約20万円のパソコンを注文される

その2:モバイルTカード経由Tポイント不正利用でアイコス本体を買われる

その3:今回


1回目は自分で気付いてすぐキャンセルして阻止、

2回目は補填してもらい、

今回はカード再発行をお願いした。


従来 物理的なカード形態のみだったポイントカードなども、

スマホに対応アプリをインストールすることで

画面に電子カードとして表示して代用できるようになってきている。

それによって クローン化(=偽造)が容易になったのも、

この手の不正が増えた要因にあると思う。

カードが手元にあって誰に情報を与えていないつもりでも、

最近は、連携が進んだせいで、気付かないうちに

別企業に情報を共有されている場合がある。

自分は、まさにそれによって、貯め込んだTポイントを使われてしまった。


電子マネーやポイントカードは、セキュリティを強固にし過ぎると利便性が損なわれる。

買物の度に入念に確認をとっていたら、客は面倒で使わなくなり 店も手間が増える。

結果、システムが脆弱になりがちで、その隙を突かれるのだと思う。

7payが 開始間もなくして廃止に追い込まれたのは記憶に新しいが、

電子決済の関係者曰く ずさんなシステムだったそうだ。


総当たりアタックを受けると、パスワードだけでは防ぎようがない。

マネーやポイントを万単位で貯め過ぎないようにする、

こまめに一時利用停止状態にする、

パスワードに二段階認証を設定する など、

自己防衛でリスクを減らすことはできる。


今回のように実被害がなくても、決して気分の良いものではない。

誰にどこでやられたのかがわからないので気味が悪いのだ。


被害に遭ったからといって 100%補填される保障はないし、

自分はもっと緊張感を持って使わないといけないのかもしれない。

皆様もどうぞお気をつけ下さいませ。。



関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

Re: au PAYで不正利用され、KDDIも補償してくれない

> 昨年8月6日被害に遭いました。被害額18万円。
> KDDIからは、auユーザーではないので補償できないと言われて大変困っています。
> au PAYサービス規約にもauユーザー以外は補償できないとの記載なし。
> 経緯は下記のとおり。
> ・昨年2月に携帯をKDDIからソフトバンクに変更
> ・8月6日au pay の不正利用で18万円の被害
> ・その日のうちにau pay や連携カードを停止
> ・KDDIから補償の可否検討にに2〜3ケ月かかる
>  と言われる。
>  窓口の人からは多分補償できますと言われた。
> ・10月30日KDDIから連絡がありauユーザーでな
>  いので補償できないと伝えられる。
>  (これだけ待たされてこの回答)
> ・私からau PAYサービス規約にも記載されてな
>  いと伝えてもKDDIの補償としてはauユーザー
>  のみの一点ばり。
> ・納得できないので何度かauお客様センターに電
>  話したところクレーマー扱いされ電話を切られ
>  る。
> ・KDDIが取り合ってくれないので消費生活セン
>  ターに相談中。

コメントありがとうございます。

たとえauPAYの規約に補填自体が無くauユーザーのみへの温情対応だとしても、
auユーザーであるか否かで差別化するのは強引というか 消費者感情を無視しているように感じます。
dyrtwy4899さんは昨年2月までauユーザーだったとの事ですから、なおさら納得がいかないことと思います。

不公平に思えた理由は、以下の二点から。
・au回線解約後もauID・auPAYは継続利用可能
(退会の概念がなく、回線解約後登録継続推奨と見受けられる)
・auユーザーでなくともauID作成・auPAY利用可能
(Web通販「auPAYマーケット」においても、auユーザー以外も利用できる点がアピールされている)
このような 積極的に門戸を開く企業姿勢でありながら、なぜ差別化するのか?
「 本来はauユーザーにも補填しない、規約には無いが特別措置だ」と言われたら引き下がるしかない。
それでも、au側の考え方を聞くだけ聞いてみたい気持ちです。

消費生活センター/内閣府消費者庁、経済産業省、総務省、通信関連団体・電子マネー関連団体、
警察(生活安全課やサイバー犯罪課)、18万円の出金元(クレジットカード会社等)…
これら組織への相談は、返金への近道とも言いがたく
解決を期待すると失望するケースが大多数かもしれません。
(記録としては残され、同様の案件が増えれば動いてくれる可能性もある)

昨夏同時期のauPAY不正利用の報告は、ネット上に多数あると思います。
そのなかには、dyrtwy4899さんと同様に補填を却下された例が
他にもあるのではないでしょうか?
その人達はどのように行動したのかしなかったのか、
情報の中から光が見えたら…と願います。

突然の高額な損失に加えて 長期間解決に至らず、
心労の絶えない日々を過ごされたことと思います。
どうか、お身体だけはお大事になさって下さい。

au PAYで不正利用され、KDDIも補償してくれない

昨年8月6日被害に遭いました。被害額18万円。
KDDIからは、auユーザーではないので補償できないと言われて大変困っています。
au PAYサービス規約にもauユーザー以外は補償できないとの記載なし。
経緯は下記のとおり。
・昨年2月に携帯をKDDIからソフトバンクに変更
・8月6日au pay の不正利用で18万円の被害
・その日のうちにau pay や連携カードを停止
・KDDIから補償の可否検討にに2〜3ケ月かかる
 と言われる。
 窓口の人からは多分補償できますと言われた。
・10月30日KDDIから連絡がありauユーザーでな
 いので補償できないと伝えられる。
 (これだけ待たされてこの回答)
・私からau PAYサービス規約にも記載されてな
 いと伝えてもKDDIの補償としてはauユーザー
 のみの一点ばり。
・納得できないので何度かauお客様センターに電
 話したところクレーマー扱いされ電話を切られ
 る。
・KDDIが取り合ってくれないので消費生活セン
 ターに相談中。

Re: 自分は被害に遭いました

コメントありがとうございます。

約2カ月間、心労をお察しします。
補填がされて良かったです!

私が未遂に遭った時点で ネット上で同様の事例を散見しましたので、
au側は 私がTELで伝えた時には 既に把握していたと思います。
カスタマーが「そのような事例は初めて聞いた」と返答したのに、
その数日後に メーカーから同事例に関する対策が発表がされる…
このようなパターンは往々にしてあります。
「じつはけっこう事例がありまして…」と明かしてくれるケースも
ありますが、稀です。企業規模や企業体質にも左右されるかと思います。

今回のauの件は、セキュリティが絡む問題なので
あまりオープンにできないのかもしれませんが、
こういう時こそ ユーザーに安心と信頼を与える対応を望みたいです。
auWALLETがau PAYに名称変更され スマホ決済も可能になった事は、
カード保有者に 情報として浸透しているとはとても思えず、それ故
被害に遭った人の驚きとショックも余計に大きいかもしれません。
このあたりは、私が実被害に遭ったモバイルTカードも同様です。
Tポイントカードが手元にあるのに不正利用されるのは予測できませんでした。
(実カードがなくともスマホ画面で代用できるようになった点を悪用された)

昨今の電子マネー乱立により、
企業利益追求(シェア争い)→利便性向上とのトレードオフでセキュリティ低下、
という構図ができ、不正利用の増加をもたらしているように思います。
セキュリティを二段階認証のように強固にし過ぎると客離れを招くでしょうし、
最適な防御ラインを模索している段階なのでしょうが、
それを踏み固めないうちに 利益追求が先走っているようにみえます。
そんなところから、抜本的な対策がされないかぎりは、
自己防衛しかないと考えています。

これは余談ですが、初期の特典バラマキ等 巧みな印象操作の成果か
断トツのシェアで独り勝ち状態のPayPayも、気づいてみれば
現在の一般利用還元率は0.5%で、1%還元のクレカ以下です。

長くなりましたが…
今回の件では、
情報過多なこの時代 今まで以上に取捨選択の判断力を磨かなければ と、
意を新たにさせられました。

自分は被害に遭いました

8月5日に17600円の残高不足エラーメールが来たのでau payアプリを確認したら、その直前に15400円が不正利用されていました
auや地元の警察にも連絡して推移を見守っていたところ、9月30日に、不正利用の損害補てんと言う名目で、15400円がチャージされ戻って来ました
そしてきょうauお客さまセンターから電話で損害補てんが終了した旨の連絡があったところです
auからは情報は漏れていないの一点張りで、こちらのせいにされてしまい、憤慨しております