旅● 『江戸東京たてもの園』(都立小金井公園内)(2023/5/31)

東京都小金井市にある野外博物館『江戸東京たてもの園』に行ってきました。
すごいねぇ、ここは。一見の価値あり!
※写真大量(だがほぼVGA画質)・(ほぼ)全建物掲載

駐車場(有料)
〔小金井公園第一駐車場〕 (公財)東京都公園協会
1時間300円 以降20分100円 ※平日12時間最大1200円
今回:9:45~13:37 (3時間52分)
431台・無休・24時間営業・有人・トイレあり・クレカ払いOK
東京都小金井市関野町2-8・五日市街道沿い「小金井公園前」信号入る(出入りとも右折可)
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プログレ君&コンフォート君

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あえて縦列駐車

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停めた場所のさらに奥にも駐車スペースがあった…。
(この距離ぶん歩かなくて済む)

江戸東京たてもの園 出入口
ビジターセンター(旧光華殿)/ミュージアムショップ/カフェ
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東京都江戸東京博物館分館『江戸東京たてもの園』 (公財)東京都歴史文化財団
開園:1993年(平成5年) 3月

現地保存不可能な文化的歴史的価値の高い建造物を文化遺産として移築・復元し、保存展示
江戸時代から昭和中期に都内にあった住居や商店などの建物が街並みを再現

東京都小金井市桜町3-7-1 (都立小金井公園内)
042-388-3300
公式サイト:https://www.tatemonoen.jp/
オンラインショップ:https://www.edo-tokyo-museum.shop/
江戸東京たてもの園(東京都歴史文化財団):https://www.rekibun.or.jp/museum/m03/
小金井公園(東京都公園協会):https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html

<開園時間>
4~9月:9時~17時30分
10~3月:9時~16時30分
(入園は、閉園30分前まで)

<休園日>
月曜日(月曜が休日の場合は翌日),年末年始

<観覧料>
一般 400円 (→JAFカード掲示割引で320円)
65歳以上 200円
大学生(専修・各種含) 320円
高校生 200円
中学生(都外) 200円
中学生(都内在学または在住) 無料
小学生以下 無料
団体(20名以上) 2割引ぐらい

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園内案内板
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園内建造物のうち 邸宅の室内はあまり撮影しませんでしたが、
どの家も 中に上がって部屋を歩いて見学ができました。
※そのたびに玄関で靴を脱ぐ履くを繰り返すことになるので、
軽装&サンダルっぽい履き物での観覧がおすすめです。
未舗装箇所の地面は 土が関東ローム層っぽいので、
状態によっては きれいな靴だと汚れがついちゃうかも。
(園内の整備はおそれ入るほどに行き届いており、
地面が荒れているので注意 という意味ではない)

どの家も立派だったけど、印象に残ったのは高橋是清邸かなぁ。
二階に上がった時には気が引き締まったけど…。
あと、三井八郎右衛門邸。
個人的に気に入ったのは、前川國男邸です。
広くはないのですが、開放感あるサロンの外には緑が広がり
軽井沢の別荘的雰囲気で癒されました。


田園調布の家(大川邸) 大正14年
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別荘地なんかにもこんなかんじの表札を見かけるけど、
番号&ローマ字表記にするのは何か理由があるのかしら?

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前川國男邸 昭和17年~昭和48年
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外観は昭和31年に改修される以前の姿、
内部は昭和30年代の様子が再現されている。

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小出邸 大正14年~平成8年
旧所在地:文京区西片二丁目
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常盤台写真場 昭和12年
旧所在地:板橋区常盤台一丁目
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三井八郎右衛門邸 昭和27年/明治7年
旧所在地:港区西麻布三丁目
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二階仏間は撮影NGです

デ・ラランデ邸(ドイツ人建築家) 明治43年頃~平成11年
旧所在地:新宿区信濃町
邸内及びテラスに、カフェ「武蔵野茶房」(喫茶・食事)あり
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カフェ「武蔵野茶房」
約60席(屋内約30席,屋外テラス約30席)
この家(カフェ)は、靴を脱がずに入れます。

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・主なメニュー (訪問時・価格は税込)
有機コーヒー 649円
紅茶(ストレート/ミルク/レモン) 649円
ミルクカルピス 649円
カレーライス 1485円
ハヤシライス 1485円
その他、軽食,各種デザートなど

・営業時間
4月~9月:10:30~17:00(L.O.16:30)
10月~3月:10:30~16:30(L.O.16:00)
※食事の提供は15:00まで

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綱島家(農家) 江戸時代中期
旧所在地:世田谷区岡本三丁目
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吉野家(農家) 江戸時代後期
旧所在地:三鷹市野崎二丁目
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奄美の高倉 江戸時代末期頃
旧所在地:鹿児島県奄美大島宇検村
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八王子千人同心組頭の家 江戸時代後期
旧所在地:八王子追分町
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高橋是清邸 明治35年
旧所在地:港区赤坂七丁目
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西川家別邸 大正11年
旧所在地:昭島市中神町二丁目
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伊達家の門 大正期
旧所在地:港区白金二丁目
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旧自証院霊屋 慶安5年
旧所在地:新宿区富久町
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万世橋交番 明治時代末期(推定)
旧所在地:千代田区神田須田町一丁目
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上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部 大正14年~昭和52年
旧所在地:台東区東上野五丁目
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高さ約23.6mのうちの上部約7mだけです。
高層ビルがない時代でも、この高さじゃ見渡せないべ^^;

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天明家(農家) 江戸時代後期
旧所在地:大田区鵜の木一丁目
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村上精華堂(化粧品屋) 昭和3年
旧所在地:台東区池之端二丁目
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自転車発見!

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鍵屋(居酒屋) 安政3年~昭和
旧所在地:台東区下谷二丁目
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あ、カブトビールのポスターだ!
復刻カブトビール 明治&大正(2022.9.4):https://racco.fc2.net/blog-entry-2019.html

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子宝湯 昭和4年
旧所在地:足立区千住元町
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男湯

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女湯

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赤ちゃんの体重計(^o^)

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仕立屋 明治12年
旧所在地:文京区向丘一丁目
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小さな家でした

小寺醤油店 昭和8年
旧所在地:港区白金五丁目
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この人形は誰だ?

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万徳旅館 江戸時代末期から明治時代初期
旧所在地:青梅市
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自転車2台目発見
現代の自転車と構造が大して違わないことにびっくり。
ブレーキのリンクがワイヤーじゃなくてロッド式なのが目立つぐらい。
あと、ブレーキシューを押し付けるのが リムの側面じゃなくてスポーク面。
(逆に言うと、ママチャリって生きる化石なのかも。)

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川野商店(和傘問屋) 大正15年
旧所在地:江戸川区南小岩八丁目
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◇◆大和屋本店(乾物屋)◆◇ 昭和3年
旧所在地:港区白金台四丁目
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毎度有難う存じます。

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植村邸 昭和2年
旧所在地:中央区新富二丁目
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「看板建築」

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武居三省堂(文具店) 昭和2年
旧所在地:千代田区神田須田町一丁目
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さんせいどうじゃなくてさんしょうどう

花市生花店 昭和2年
旧所在地:千代田区神田淡路町一丁目
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ナハ

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ナハナハ

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丸二商店(荒物屋) 昭和初期
旧所在地:千代田区神田神保町三丁目
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店蔵型休憩棟
1階:休憩所 2階:たべもの処「蔵」 
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こちらは 復元建造物ではなく、休憩所。うどんなどの食事もできます。

たべもの処「蔵」
・主なメニュー (訪問時・価格は税込)
武蔵野つけうどん 700円
山菜つけ汁うどん 750円
かき揚げうどん 850円
コーヒー(クッキー付) 370円
笹大福(3個) 320円
その他、うどん各種,飲み物各種
・営業時間
平日  11:00~15:30
土日祝 11:00~16:30(4月~9月)
    11:00~16:00(10月~3月)

◇◆都電7500形◆◇7514〕 昭和37年製造
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渋谷駅⇔新橋/浜町中ノ橋/須田町

◇◆午砲◆◇ 明治時代
旧所在地:皇居内旧本丸跡
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エントランス広場
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これでおしまい。
園内を全て見てまわるのに約3時間かかりました。
空いてる平日に来て良かった。。

<おまけ?>
出入口であるビジターセンターに戻ると、
展示室にて「日本のタイル100年」が開催中でした。
様々な名で呼ばれてきた薄板状のやきものを
“タイル”という呼称に統一することが定められたのは、大正11年。
その翌年、大正12年の関東大震災では、煉瓦を使用した建物が多く倒壊。
以後、コンクリート等 火災に強い建材が用いられるようになり、
それらの装飾としての役割を担ったのが タイルなのだそうです。
園内には、関東大震災復興期に建てられた建造物がいくつもありますので、
当時普及したタイルが使用されている箇所を見ることができます。
銭湯(子宝湯)なんかは、大浴場などにふんだんに使われていますから
わかりやすいんじゃないでしょうか?

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江戸東京たてもの園マスコットキャラクター〔えどまる〕 (宮崎駿氏制作)
ビジターセンター内には、ミュージアムショップ&カフェもあります。
えどまるのぬいぐるみも売っています。

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寝るえどまる

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あー、面白かった


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